地下鉄や高速道路などインフラ整備が着々と進むシンガポール。地元のホンリョンアジア社と合弁会社を設立する太平洋セメントではシンガポールのセメント需要を年間600万tと見込んでいる。近年の需要は右肩上がりに推移し、5年前と比べ65万tも増加する予測を立てる。
合弁会社では容量2万4000tのセメントサイロ1基を増設した。総容量は7万4000tとなり、拡大する需要増に対応する。太平洋セメントではコンクリート構造物の温度ひび割れ対策として使われる低発熱型セメントのニーズが高いと判断し、サイロ建設に合わせ、現地の品質ニーズを満たせる混合セメントの開発を進めてきた。
ポルトランドセメントと石炭火力発電所で発生するフライアッシュなどの混合材を使って製造し、現地のセメント品質規格に適合させ、現地認定機関からエコ認証も取得した。これまで合弁会社では普通セメントの輸入販売を進めてきたが、新サイロを混合セメント製造用に位置付けることで、現地販売のさらなる拡大も目指す。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
合弁会社では容量2万4000tのセメントサイロ1基を増設した。総容量は7万4000tとなり、拡大する需要増に対応する。太平洋セメントではコンクリート構造物の温度ひび割れ対策として使われる低発熱型セメントのニーズが高いと判断し、サイロ建設に合わせ、現地の品質ニーズを満たせる混合セメントの開発を進めてきた。
ポルトランドセメントと石炭火力発電所で発生するフライアッシュなどの混合材を使って製造し、現地のセメント品質規格に適合させ、現地認定機関からエコ認証も取得した。これまで合弁会社では普通セメントの輸入販売を進めてきたが、新サイロを混合セメント製造用に位置付けることで、現地販売のさらなる拡大も目指す。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿