2015/06/18

【中部建設若者塾】4県の若手70人が参加! 職種超えた3日間を共有

中部圏建設担い手育成ネットワーク協議会(会長・松井明三重県建設業協会専務理事)は15-17日の3日間、第2回「建設若者塾」を実施した。中部地方整備局管内(岐阜、静岡、愛知、三重県)の入職5年以内の若手社員70人が参加し、県域や職種を越えて交流を深めた。

 初日は、中部整備局の八鍬隆局長らの講話やグループディスカッションを行った後、交流会を開催。参加者は、建設業にまつわるクイズ大会などを通じて親睦を深めた。
 2日目は管内6現場を見学。このうち、名古屋城本丸御殿復元工事(施工=安藤ハザマ・松井建設・八神建築JV)の現場では、木材加工場・原寸場や一部開館中の玄関・表書院などを視察した=写真。
 3日目は、富士教育訓練センターの大平延行専任講師の「建設人としての心構え」と題した講義を聴講し、現場実務者としての自覚、気付き、やる気を養った。

グループディスカッションでMVPに輝いた鈴木さん
グループディスカッションでMVPに輝いた鈴木翔太さん(金原カッター)は「普段、同世代の人たちと仕事をする機会が少ないので、有意義な研修でした。次回は(入職を希望する)高校生らも呼んでもいいのではないでしょうか」と感想を述べるとともに、「この業界では、明るく優しい先輩がたくさん働いています。体を動かすのが好きな人、ぜひ建設業に来てください」とコメントした。
 同協議会は、岐阜、静岡、愛知、三重の各県建設業協会、日本建設業連合会中部支部、建設産業専門団体中部地区連合、東海工業専門学校金山校などで構成。中部整備局を始めとする行政機関がオブザーバーで参加している。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿