日本建築学会は21日、東京都港区の建築会館で「第5回子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」の公開審査会を開き、最優秀賞に前橋工科大学の「まち音一首」、優秀賞には共立女子大学の「リサイクルチェアー」、東京理科大学の「まちおとハンティング」を選定した。最優秀賞受賞作品は秋をめどに開催する「親と子の都市と建築講座2015」でワークショップを実施する。写真は左から小松温さん、前澤佑美さん、吉田祐介さん。
「まち音一首」は、前橋市中央商店街で「キラキラ」「ごつごつ」「つるつる」といった「まち音(擬態語)」を探し出し、カルタにして遊ぶ。
提案に当たっては、群馬県で親しまれる郷土かるた『上毛かるた』の文化を参考にしたという。
受賞した同大大学院の小松温さんは「シャッター通りのような街の衰退をどう解決できるかを考えて提案した。ワークショップを通じて前橋市の魅力を感じてもらいたい」と意気込みを語った。
審査委員長を務めた建築家・建築史家の藤森照信氏は応募作品について「これだけ多様な案が出てくるとは思わなかった」とした上で、「バラバラなものを1つにすることが建築にとって一番大切なことだが、その裾野が広く誰でも入っていけるという建築の力を感じたコンペだった」と総評した。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
「まち音一首」は、前橋市中央商店街で「キラキラ」「ごつごつ」「つるつる」といった「まち音(擬態語)」を探し出し、カルタにして遊ぶ。
提案に当たっては、群馬県で親しまれる郷土かるた『上毛かるた』の文化を参考にしたという。
受賞した同大大学院の小松温さんは「シャッター通りのような街の衰退をどう解決できるかを考えて提案した。ワークショップを通じて前橋市の魅力を感じてもらいたい」と意気込みを語った。
審査委員長を務めた建築家・建築史家の藤森照信氏は応募作品について「これだけ多様な案が出てくるとは思わなかった」とした上で、「バラバラなものを1つにすることが建築にとって一番大切なことだが、その裾野が広く誰でも入っていけるという建築の力を感じたコンペだった」と総評した。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿