2015/07/01

【カナモト】最新の情報化施工技術と製品を実機で! 札幌で展示会開催

カナモト(金本寛中社長)は6月26、27の両日、札幌市手稲区のカナモト・札幌西機械センターで建設技術展示会を開催した=写真。最新の情報化施工対応建設機械を展示し、実際にグレーダー、ブルドーザー、バックホウ、切削機、フィニッシャーなどの重機に情報化施工システムを装着し、使用方法を実機で説明する技術提案型の展示は同社初の試み。

 会場では、酒井重工業の国内1号機となるコンバインドローラ(大型土工ローラ)「SV900-DV1」や低コストで現場効率が大幅アップするオービットの機械式マシンガイダンス「法面勾配指示器」など最新の製品・技術に注目が集まった。
 道路建機レンタルのユナイトと共催。主要機械メーカーの協力でカナモトが取り扱う最新型の情報化施工機器やNETIS(新技術情報提供システム)登録機材を数多く出展した。同社情報化施工推進課の笹原久之課長は「今後も技術提案に役立つ情報を発信していく。さらに商品を知ってもらい活用いただければ」と話していた。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【新技術】CO2地下貯留 苫小牧で観測井工事始まる 苫小牧で始まった造成工事 日本CCS調査(本社・東京都千代田区、石井正一社長)は、北海道苫小牧真砂町で、CO2の回収・貯留(CCS)のための観測井工事を始めた。既に敷地造成工事に着手しており、2013年1月から本格的な掘削工事を始める。これは経済産業省から受託したCCSの大規模実証試験の一環。 観測井は、深度1200mまで垂直に掘り、2月末ごろまでに掘削を終える。この坑井で14年中ごろからCO2を貯める層の温度や圧力、地震などを観測する。 … Read More
  • 【企業】三國氏らに決まる 清水建設の「ファンタジーノベル大賞」 清水建設と読売新聞社は11月29日、第24回「日本ファンタジーノベル大賞」の表彰式を東京都千代田区のクラブ関東で開いた。ともに優秀賞を受賞した『朝の容花(かおばな)』の三國青葉さん、『ワーカー』の関俊介さんに賞状と賞金が手渡された。  冒頭、主催者を代表して吉田和夫清水建設代表取締役副社長は「皆さんに感動を与える作品をどんどん出してほしい。活躍を期待している」と述べ、2人をたたえた。審査委員からは漫画家の荻尾望都さんが代表して講評を述べ、「最… Read More
  • 【ロボット】ベステラが群型の壁面作業ロボを開発 ベステラ(本社・東京都墨田区、吉野佳秀社長)は、東京工業大学機械宇宙システム専攻の広瀬・福島研究室と共同で、群型壁面移動作業ロボット「群龍」のプロトタイプを開発した=写真。鉄製構造物の検査点検、塗装、修理、解体など、多くの用途での利用が期待できる。現時点では2つのボディーで構成しているが、将来的には、さらに数を増やし、複数のボディーが連結・分離できるよう開発を続けていく。 ロボットの動き プロトタイプは永久磁石で壁面に吸着する仕組みで、… Read More
  • 【学習まんが】小学校・図書館に2.7万冊を寄贈 道路舗装会社のNIPPO NIPPOが制作に全面協力した学習まんが『道づくりのひみつ』が、全国の小学校で長く愛用されている「学研まんがでよくわかるシリーズ」の77作目として発行された。道路の役割や仕事の内容、舗装技術などを網羅的に分かりやすく紹介。道路舗装業界、さらには建設業界全体の将来を見据えた次世代へのアプローチだ。このシリーズは、食品や運輸、情報など各業界を代表するトップ企業が既刊しているが、建設会社が協賛するのは初めて。同社では6月に、「ブランド力向上委員会」… Read More
  • 【うるるとさらら】ダイキンが「うるさら7」をPR ダイキン工業は3日、新冷媒採用のルームエアコン「うるさら7(セブン)(Rシリーズ)」の発売を記念して、全国各地の主要都市で一斉PR活動を行った。福岡市内では通行客が増える昼と夕方のJR博多駅前で、のぼりを立てた社員がサンプリングを行った=写真。 11月1日に販売を始めたうるさら7は、従来の冷媒HFC410Aに比べ地球温暖化係数が約3分の1となる新冷媒HFC32を世界で初めて家庭用ルームエアコンに採用した。 4.0kWクラスでは業界に先駆けてA… Read More

0 コメント :

コメントを投稿