栃木県建設業協会(渡邉勇雄会長)は、2014年度『高校生インターンシップ体験集』をまとめた=写真。03年度から県内の高等学校土木科、建築学科の生徒を対象としたインターンシップ(就業体験)事業に力を注いでおり、受け入れ企業も豊富となっている。今回の体験集は生徒の主体的な職業選択や職業意識の醸成につながる事業の効果が見て取れ、その重要性を改めて提起している。
体験集は新しい発見や貴重な経験が率直につづられている生徒の感想文やアンケート結果などで構成する。アンケートの中で、インターンシップに参加して「大変良かった」との回答は全体の60%、「良かった」は36%で、95%超の生徒がインターシップの経験に手応えをつかんでいる。
前年度にインターンシップを行った3年生への調査では、進路決定する上で「参考になった」が52%、「少し参考になった」が28%を占め、80%の生徒が役立ったと評価している。
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