日本左官業組合連合会(守屋清会長)が主催する第46回全国左官技能競技大会が4日、福岡市中央区のアクロス福岡で開会した=写真。全国10ブロック会と会長推薦8人の計18人の職人が日本一をかけて技を競う。3日間の競技となり、7日に審査発表、表彰式が行われる。
大会は、技能向上と技能の地域差の解消、有能な技能者の確保などを目的に1963年から開催している。開会式では、茂山幸裕実行委員長が「選手は緊張しているだろうが、日ごろの成果を遺憾なく発揮してほしい」と呼び掛けた。
大会は内閣府、国土交通省、厚生労働省、福岡県、福岡市、日本建設業連合会、全国建設業協会などが後援。今大会から新たに内閣総理大臣賞、全国技能士会連合会長賞、中央職業能力開発協会長賞が設けられた。
また会期中、会場では協賛イベントとして、福岡県左官業組合連合会と福岡県職業能力開発協会の主催による市民向けの講演会やイベントが開かれた。福左連の橋本喜久雄会長は「この機会に左官や建設業の魅力を、多くの人に知ってもらいたい」と話している。
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