2015/09/16

【東日本豪雨災害】関東地整がテックフォース派遣 土石流災害の日光芹沢地区へ


 関東地方整備局は、台風18号による大雨の影響で、土石流災害が発生した栃木県日光市芹沢地区にTEC-FORCE(テックフォース=緊急災害対策派遣隊)の第一陣を15日、派遣した。国土技術政策総合研究所土砂災害研究部砂防研究室の桜井亘室長ら土砂災害専門家の指導のもと、被災状況調査などを実施する。写真は崩落した市道芹沢線。

 同局は11、13日にヘリコプターで日光砂防事務所管内の崩壊地調査を実施した。この結果、複数の崩壊地が確認され、芹沢地区で集中していることが判明した。
 同地区内では8渓流(9カ所)で土石流が発生した。被災家屋4軒(全半壊)、土砂流出による道路被害7カ所、その他道路被害3カ所など、大きな被害が出ている。
 これまでに被災状況調査や各渓流の現地調査、流出土砂の撤去などを実施している。今後、TEC-FORCE(第一陣20人)による地上調査を実施する。
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