大阪府左官工業組合(邑智保則理事長)は20、21の両日、大阪市港区のオーク200で上方左官まつりを開いた=写真。一般の親子連れが多数訪れ、真剣な表情で泥だんごづくりなどに挑戦した。
開会式では邑智理事長が「このイベントは、洗練された左官技能のすばらしさを体験型イベントを通じて伝えるために企画したもので、これからは毎年開催したいと思っている。会員を始め関係者にはこれまでの尽力に感謝したい。参加される方は左官について理解しながら楽しんでほしい」とあいさつした。
来賓からは北浦年一大阪府建団連会長が「左官は伝統ある職能だが、古くても良いものは新しいものだ。ぜひこのイベントを毎年継続し、盛り返してもらいたい」と述べたほか、自民党の左官業振興議員を務める左藤章衆院議員と中山泰秀衆院議員も祝辞を披露した。
休日ということもあり開会式後は多くの人が参加し、ピカピカに光る泥だんごづくり、一合炊きかまどづくり、フラワーポットづくり、壁塗り体験などの参加型イベントを楽しんだ。
また、プロの職人による左官技能の紹介、各メーカーによる材料や道具の展示などもあり、参加者は十分に左官技能や土壁の良さなどを理解したようだった。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿