2015/09/18

【洋光台北団地コンペ】集会所再整備アイデア募集! 審査に隈研吾氏ら 事前応募登録12/10まで


 都市再生機構東日本賃貸住宅本部は、「団地の未来プロジェクト」の一環として、建築家の隈研吾氏を審査委員長に迎え、建築アイデアコンペを実施する。横浜市磯子区の洋光台北団地で「集まって住む未来」をコンセプトに、シンボル的存在である集会所の再整備案を求める。事前応募登録は12月10日まで受け付ける。2016年4月の公開プレゼンテーションなどを経て6月に結果を公表する。写真は集会所全景。

 同本部では、「団地」を核に郊外住宅地を活性化し、社会の豊かな未来像を提案する「団地の未来プロジェクト」を進めており、この一環として建築アイデアコンペを開催している。今回のコンペでは、同プロジェクトのディレクターアーキテクトを務める隈研吾氏、クリエーティブディレクターの佐藤可士和氏のほか、大月敏雄東大教授、建築家の藤本壮介氏らを審査員に迎える。
 同団地はJR根岸線洋光台駅から徒歩約5分の場所にあり、中層階段室型の5階建て住棟を中心に構成する。1970年の誕生から45年が経過した。再整備のテーマとなる施設は団地内の集会所(RC造平屋建て331㎡)と周辺外溝で、建て替えや改修などの建築方法は問わない。学生、実務者、個人、グループなど広く応募を受け付ける。
 2段階方式で審査を実施する。応募案の中から6作品を選出する1次審査の結果は16年2月上旬に公表する。この後、4月中旬に2次公開プレゼンテーションを実施する。
 最優秀賞の賞金は50万円。最優秀受賞案をベースに隈氏と佐藤氏のディレクションのもと、実施設計を進め、着工する。所在地は洋光台2-1の敷地約2170㎡。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【横浜国道事務所】除雪車に試乗できるよ! 12/5、道の駅・箱根峠で  関東地方整備局横浜国道事務所は12月5日、除雪車体験乗車会を開催する。箱根地区の箱根新道や県道などで除雪作業を行う除雪車に体験乗車できる。  当日は、一般道路利用者に対して雪道ドライブの準備を促すパネルの展示やチラシを配布するほか、一般車のタイヤチェーン装着を実演をする。 乗車会は、事前準備の大切さと除雪作業への理解を深めてもらうため毎年開催している。 参加無料。時間は午前11時30分から午後3時まで。 実施場所は道の駅箱根峠(神奈川県… Read More
  • 【公共建築の日】11/24「防災・減災」講演会、12/15には中之島図書館見学会イベント@大阪  公共建築協会は、公共建築の日・公共建築月間の記念事業として、24日に大阪市中央区の追手門学院大阪城スクエアで講演会「官庁施設(公共建築)における防災・減災」を開く。12月15日には府立中之島図書館(大阪市中央区)=写真=の見学会も実施する。  講演会では、前日本建築学会近畿支部長の小坂郁夫京都工芸繊維大教授が「阪神・淡路大震災から20年、公共建築の復興」をテーマに基調講演するほか、フジタ西日本支社九州支店の大坪裕和工事長が「神戸地方合同… Read More
  • 【コンペ】「交流人口の拡大」など3テーマで旧金谷中跡地5.5ha活用案募集! 静岡県島田市 登録12/18まで  静岡県と島田市は同市金谷富士見町の旧金谷中学校跡地約5.5haを対象にアイデアコンペを実施する。「交流人口の拡大」「賑わいの創出」「茶文化の発信」の3テーマのいずれかを切り口に、富士山静岡空港の近くという立地を生かし、民間活力を導入するプロジェクトのコンセプトや必要な施設機能などに関する提案を募集する。  応募予定者には、12月18日までに県企画広報部政策企画局地域政策課に事前登録票を電子メール(chiiki@pref.shizuo… Read More
  • 【浚渫船見学会】世界最大級「清龍丸」「五祥」を目撃せよ! 1/29、30申し込み不要  中部地方整備局名古屋港湾事務所と小島組は2016年1月29、30日、名古屋市港区の名古屋港ガーデンふ頭(W2、W3)で世界最大級の浚渫兼油回収船「清龍丸」=写真=とグラブ浚渫船「五祥」の船内見学会を開く。  申し込みは不要。見学時間は両日とも午前10時から午後2時まで。建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら … Read More
  • 【北海道開発局】「河川協力団体」募集! 清掃・情報収集・外来種、鳥類の調査など 1/18まで受付  北海道開発局は、河川の維持や河川環境の保全などに取り組み、「河川協力団体」として活動するNPOなどの民間団体の募集を開始した。15の河川管理区間ごとに募集する。2016年1月18日まで各開発建設部で申請を受け付ける。写真は清掃活動の様子。  活動内容は、河川管理者と協力して行う河川敷の清掃やビオトープの整備、河川管理に関する外来種や鳥類の調査など。河川管理者から河川協力団体に指定されると、活動に必要な情報提供の支援などを受けることができ… Read More

0 コメント :

コメントを投稿