富山県建設業協会(近藤駿明会長)は、担い手の確保・育成の一環として、児童や生徒を対象とするリーフレットとDVDを作成した。
建設業が社会資本の整備を通じ、国民生活を支える基幹産業であるにもかかわらず、それが十分に浸透しているとは言えない状況から、ものづくりの魅力を積極的に発信し、若年者に理解を深めてもらうのが狙い。
リーフレットは小学生、中学生・高校生向けの2種類。小学生向けは『建設業ってなんだろう?』と題し、地域建設企業の役割、公共工事の流れのほか、建機などを紹介している。
中学生・高校生向けは『地域をつくり、安全・安心を支える建設業』がテーマ。
技術者のインタビュー、専門工事業の仕事解説などを交えながら、内容を深掘りしている。
DVDは『創る力-地域をささえる建設業-』として、技術者のてい談、藤井聡京大大学院工学研究科教授のインタビューを盛り込んでいる。
制作数は小学生向けのリーフレットが約1万2000部、中学生・高校生向けが約2万4000部。DVDとともに対象校に既に配布している。
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