2015/09/14

【国交省】インフラ輸出 在京大使向けカンパニー・ツアー第2弾は日建設計

インフラ関連企業がもつ技術や知見などの海外PRを国土交通省が支援する「カンパニー・ツアー」が11日、東京都千代田区の日建設計本社で開かれた。インドネシア、タイ、バングラデシュなどアジア、アフリカ、中東地域から13カ国の在京大使らが参加した=写真。これまでの同社の技術や実績、デザインコンセプトなどの説明を受けたほか、東京ミッドタウン、東京駅八重洲口を見学した。

 日建設計を代表する技術としてTOD(トランジット・オリエンテッド・デベロップメント)や地下街開発、環境技術を紹介した田中亙執行役員プロジェクト開発部門副統括都市デザイングループ代表公共領域デザイン室長は、「新興国にとってインフラ開発は大きな課題だ。建築とインフラをつなぐわれわれの役割について伝えることで、将来のビジネスチャンスを広げたい」と語った。
 カンパニー・ツアーは、インフラ技術の海外輸出促進を目的に国交省が支援する、企業の先端技術・設備、実績などを在京大使・公使に紹介するプログラム。7月に初弾として清水建設の新本社ビルや技術研究所の見学会を開いている。

建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

0 コメント :

コメントを投稿