IHI、JFEエンジニアリング、ジャパントンネルシステム(JTSC)、三菱重工業、三菱重工業メカトロシステムズ(MHI-MS)の5社は、トンネル用シールド掘進機事業の統合に向け、基本合意を結んだ。今後増加する国内のシールド掘進需要を確実に取り込み、その後の海外展開を加速させるためには事業統合が必要不可欠と判断した。2016年1月の統合を目指す。
事業統合は、IHIの連結子会社であり、JFEエンジが49%を出資するJTSCと、三菱重工の完全子会社であるMHI-MSのシールド事業を、新事業会社に分割・継承する。新社はIHIの連結子会社として、出資比率はJTSCが60%、MHIが40%となる予定だ。
シールド事業の国内市場は、東京外かく環状道路やリニア中央新幹線などの大型案件を中心に20年の東京五輪までは活況を呈するが、その後は高速道路網の整備が一段落し、国内市場が大幅に縮小する可能性がある。海外では中国やインド、ASEAN(東南アジア諸国連合)、中近東、トルコなどの都市化に伴うインフラ整備や地下鉄建設などの需要増が期待できる。
5社は、中長期的にシールド事業を存続、発展させるためには国内に対応しながらも海外展開を加速できる事業体制の確立が必要と基本合意に至った。統合による技術の補完効果は大きく、競争力強化により「世界トップレベルのシールドメーカー」を目指す。
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事業統合は、IHIの連結子会社であり、JFEエンジが49%を出資するJTSCと、三菱重工の完全子会社であるMHI-MSのシールド事業を、新事業会社に分割・継承する。新社はIHIの連結子会社として、出資比率はJTSCが60%、MHIが40%となる予定だ。
シールド事業の国内市場は、東京外かく環状道路やリニア中央新幹線などの大型案件を中心に20年の東京五輪までは活況を呈するが、その後は高速道路網の整備が一段落し、国内市場が大幅に縮小する可能性がある。海外では中国やインド、ASEAN(東南アジア諸国連合)、中近東、トルコなどの都市化に伴うインフラ整備や地下鉄建設などの需要増が期待できる。
5社は、中長期的にシールド事業を存続、発展させるためには国内に対応しながらも海外展開を加速できる事業体制の確立が必要と基本合意に至った。統合による技術の補完効果は大きく、競争力強化により「世界トップレベルのシールドメーカー」を目指す。
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