協和エクシオが開発した「サバイバル電源」が、熊本地震の被災地で活躍した。被災地支援の一環として益城町の避難所に提供し、ATMの電源の一部に活用された。騒音や排ガスが出ないため、避難者の休息や睡眠を妨げることもない。
リチウムイオンバッテリーを持ち運び可能なサイズに分割できる、世界初のポータブルバッテリーシステム。1ユニットの重量は約10㎏と、リュックで運搬できる軽量・コンパクトサイズだ。
サバイバル電源 |
商用電源はもちろん、太陽電池モジュールやエンジン発電機、電気自動車など、さまざまなデバイスから充電できる。Wi-Fiアクセスポイントとしても活用可能だ。また、充電時間が4-5時間と通常の半分で済む上、満充電すれば1年後でも約90%の容量を保てる。
サバイバル電源はことし3月に発売を開始。レンタルやリースも可能で、自治体などに導入を提案していく。
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