2016/10/05

【作文コンクール】社会人、高校生の部ともに2人が大臣賞! 建設業への思いつづる


 国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会(事務局・建設業振興基金)は4日、建設業に従事する社会人が業界への思いや若者へのメッセージを綴(つづ)る作文コンクール『私たちの主張~未来を創造する建設業~』と、高校生を対象とする『「建設業の未来」を担う高校生の君たちへ』の2016年度における優秀作品を発表した。

 建設業に従事する社会人の部は、吉成健氏(佐藤工業・福島県)と寺田智子氏(加賀建設・石川県)の2人、高校生の部は齋藤萌さん(福島県立喜多方桐桜高校3年)と柴田夏葵さん(富山県立高岡工芸高校3年)が国土交通大臣賞の栄誉に輝いた。7日に表彰式を開く。
 作文コンクールは建設産業の重要性や、その役割への理解を浸透させる目的で実施している。建設業を担う現役の従事者(社会人)が今後、入職しようとする若者などへのメッセージを送る『私たちの主張』の応募総数は452作品。仲村竜一氏(春山建設・宮城県)、中込恭平氏(丹澤建設工業・山梨県)、松本史人氏(河村産業所・愛知県)の3人が土地・建設産業局長賞に選ばれた。
 一方、建築・土木・環境・デザインなどを学ぶ工業高校生を対象に将来、建設産業で活躍する自分の姿やものづくりに対する思いを作文に込めてもらう高校生の作文コンクールは1290作品の応募があった。佐野郁馬さん(山梨県立甲府工業高校3年)、岩丸宗也さん(長崎県立鹿町工業高校3年)、小山美樹さん(熊本県立熊本工業高校2年)の3人が局長賞を受賞する。
 これらの優秀作品は、建設業振興基金が運営するホームページ『建設のしごと』および『建設現場へGO!』で公開される。

 佳作の受賞者は次のとおり(敬称略)。
 〈建設業従事者の部〉
 ▽昆野朝美(小野良組・宮城県)▽平間菜穂子(山形建設・山形県)▽岡真弓(早野組・山梨県)▽望月陽太(飯田鉄工・同)▽大信楓(植木組・新潟県)▽渡邊哲也(新潟藤田組・新潟県)▽新海一樹(畑八開発・長野県)▽内山慎太郎(鈴与建設・静岡県)▽松本信二(星野建設・長崎県)▽川口風音(九建・熊本県)。
 〈高校生の部〉
 ▽佐藤秀吉(千葉県立京葉工業高校3年)▽国場秀明(神奈川県立藤沢工科高校2年)▽更家優和(静岡県立科学技術高校1年)▽山田能(石川県金沢市立工業高校2年)▽石江莉乃(長崎県立長崎工業高校3年)▽尾崎初寧(同3年)▽山口紗恵子(同3年)▽平山悠斗(長崎県立鹿町工業高校2年)▽村田翔(同2年)▽藤川智大(熊本県立天草工業高校3年)▽山下優大(宮崎県立都城工業高校1年)。
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