関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所は、ダムサイト上流左岸側の川原畑地区(群馬県長野原町)にダム本体工事を展望できる「やんば見放台」を設け、2日に地域関係者らが集まり、お披露目会(オープン式典)を開いた。式典の中で矢崎所長は「この事業をしっかりと皆さまに見ていただきたい。そして何より多くの方にこの地を訪れていただき、地元が元気になってもらいたい」と思いを込めた。写真は「見放台」から望むダム本体工事現場。
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あいさつする矢崎所長 |
見放台はより自由に、より安全に、より高い位置から展望でき、世紀の大事業・八ッ場ダム建設のスケール感を間近で実感できる。現在、掘削中で、2016年6月に本体コンクリート打設を開始する予定だ。式典では「やんば見放台」の除幕式や出席者に見放台から掘削に伴う発破の様子などを見学してもらい、引き続き周辺環境に十分に配慮しながら施工を進める方針などを伝えた。施工は清水・鉄建・IHI異工種JVが担当している。
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