2015/12/04

【東京メトロ】新橋駅「幻のホーム」を特別公開! 活用コンペの事前登録は12/22まで


 東京地下鉄は11月28日、東京メトロ銀座線の新橋駅にある「幻のホーム」と呼ばれる、昭和初期の8カ月間だけ使用されていたホームを特別公開した。70年以上前に作られた右横書きの壁面タイルの駅名やアーチ型の柱がいまも当時のまま残されている=写真。同社では、幻のホームを活用するデザインコンペを実施中で、コンペ応募者の中から約80人がホームの様子を見学した。

 幻のホームは1939年に、同社の前身である東京高速鉄道が建設した。同年9月に東京高速鉄道と東京地下鉄道が現在の銀座線ホームで相互直通運転を開始し、東京高速鉄道のホームは閉鎖されたため使われることがなくなった。現在は、片側を夜間の車両留置線、もう一方を研修室などに使用している。
 同社では、銀座線ビジネスエリア駅デザインコンペの一環として、研修室などに使用しているホームの活用アイデアを募集している。事前登録は22日まで、作品提出は2016年1月6日まで受け付ける。審査結果の発表は同年4月中旬ごろを予定している。
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