よみうりランド（東京都稲城市、川崎市）に、日本最大の“ものづくり”が体感できる新遊園地エリア「グッジョバ！！」（GOOD JOB ATTRACTIONS）が18日にオープンする。自動車、食品、ファッション、文具の4業種からなる「factory」で構成。製品の製造工程を体感できる15種類のアトラクションと4業種のワークショップなどを通して、ものづくりを楽しみながら学べる、新しいエンターテインメント性を追求した日本初の施設となる。総事業費は100億円で開園来最大の投資規模。オープンに先駆け、3日に報道公開した。
パートナー企業として、コクヨ、日清食品、ワールド、島精機製作所、綜合警備保障、サポート企業として日産自動車の6社が参加。東京ドーム半分に相当する約2．7haのエリア内には、日本初のアトラクションなど全15機種をそろえる。また、ものづくりが楽しめるワークショップを各factoryで開催。「CAR factory」には、自動車からロボットに自動変形する日本最大級の高さ約4mの全自動変形ロボ「CIRA（サイラ）」を設置している。
2016年度の年間来園者数は前年より30万人増の200万人を見込む。
設計施工は大成建設（建築）、阪和興業（アトラクション）、乃村工藝社（サイラを含む内装）が担当。14年9月の着工から1年半の工期で完成させた。
よみうりランドでは、今後、対象業種を広げる方向で2期、3期の施設拡充を考えている。
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