2016/03/24

【マンホールサミット】デザインや地域性などの魅力、下水道PRに一役 GKP


 下水道広報プラットホーム(GKP、会長・長岡裕東京都市大教授)は19日、東京都千代田区のメタウォーター本社で「マンホールサミット2016」を開いた=写真。下水道の広報活動の一環だがマンホールの機能紹介にとどまらず、デザインや地域性などマンホール蓋の魅力を発見できる取り組みだ。
 開会のあいさつに立った前田正博GKP副会長は「下水道をもっとPRしたいと思ってマンホールサミットに参加し始めたが、世の中にこんなにもマンホールに関心を持っている人がいて驚いた」と会場の笑いを誘いながら、「下水道は市民が安心して生活できるように24時間活動している。今回はそんな思いを伝えたくて企画している」と述べた。
 第1部では東京都下水道局の協力を受け下水道本来の機能を紹介するため、マンホールが開いた状態で下水道管の中を水が流れる様子を公開した。雨天にもかかわらず多くの参加者がマンホールの中を熱心にのぞき込んでいた。
 第2部のリレートークではマンホール蓋に関するデザイン、写真、製造工場のほか、緊急災害時用のマンホールトイレなど、それぞれの分野からのマンホールへの取り組みが紹介された。また、マンホール蓋のデザインが自治体ごとに異なることを生かして、各地のデザインをカードにした「マンホールカード」のお披露目も行われた。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿