千葉県クレーン建設重機協同組合(佐藤浩昭理事長)は15日、千葉市稲毛区の京葉工業高校でクレーン運転実技体験研修を開いた。建設科2年生35人が講師からクレーンについて学んだ後、運転を体験した=写真。
冒頭、佐藤理事長は「建設業にはさまざまな職種があり、実際にクレーンを見てもらい、就職の選択肢にしてほしい」との趣旨であいさつした。
続いて、生徒らはクレーンの性能や役割、クレーンオペレーターの1日について受講した。この後、3班に分かれ、組合が用意した吊り上げ荷重13tのラフテレーンクレーン3台に乗り、指導者のサポートを受けながら1tの重りを吊り上げた。手による合図も体験した。
高校向けの運転実技体験研修は、2015年8月の市川工業高校、同10月の京葉工業高校(3年生)に続き3回目となる。市川工業高校の受講者のうち2人がクレーン業界への就職を決めており、早速、効果が出ている状況だ。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿