スペインのサッカーチーム・FCバルセロナは、本拠スタジアム「カンプ・ノウ」(スペイン・バルセロナ)の改築に向けた国際設計コンペで、日建設計と地元の設計事務所で構成するチームを選んだと発表した。新たなスタジアムは屋根を備え、現在9万9354の収容人数は10万5000人に拡大する。日建設計チームの提案は、「オープンでエレガント、穏やか。時代を超越し、地中海に馴染みやすく民主的」と評価を受けた。2017年から21年まで工事を進める。画像はFCバルセロナwebサイトより。
計45チームが応募したコンペは2段階で行われ、日建設計のほかアラップ、エーイーコム、HKS、ゲンスラーなどが参加する8つのチームに絞られた。最終審査では、満場一致で日建設計チームの案が選ばれたという。
完成イメージ |
日建設計とチームを組むのは「ホアン・パスクアル-ラモン・アウジオ設計事務所」で、地元バルセロナを中心にオフィスや住宅、ホテルなどの実績を持つ。新たなスタジアムには、全観客が座って観戦できることや屋根の設置などが求められた。LED(発光ダイオード)スコアボードの採用などでエネルギー効率を高め、環境配慮も進める。
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