戸田建設は2月27日、さいたま市北区で進める「大正製薬大宮新物流倉庫建設工事」の現場で、同社職員や協力会社職長らの家族を対象とした現場見学会を開いた。大正製薬職員の家族も含め約80人が参加した。安全に細心の注意を払いながら作業を進めている現場の仕事を家族に知ってもらおうと企画した。作業着に袖を通した親の姿や現場のスケール感に子どもたちは見入っていた。
冒頭、木村匡所長は「安全面でしっかりとルールを守り、さまざまな体験を通して楽しんでいってほしい」とあいさつした。続いて同社スタッフが現場の仕事内容などを説明し、職人(父親)からの家族へのメッセージなども紹介された。
この後、折板屋根の成形やシャッターの取り付け、免震の支承装置などを見学した。体験コーナーでは作業担当者の安全指導・補助により、保護具を身に着けての溶接、高所作業車の試乗、生コンクリートでの手形製作、ローラーや筆などでの塗装、クロス張り、フォークリフト操作、ドローンの映像見学、クレーン試乗写真撮影などを楽しんだ。最後にミキサー車から出た数字入りのボールでビンゴ大会を行った。
今回の見学会は子どもたちに向けてひらがなや図、写真を使って分かりやすく説明した。シールを受け取りながら各ポイントを進むコースラリーで行われ、子どもたちの歓声が現場に響いていた。
予定工期は7月30日まで。建設地は同区吉野町1-403-1ほか。
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