神奈川県建築士事務所協会(小林忠志会長)は、神奈川県湯河原町と共催した協会設立40周年記念事業「応急仮設住宅コンペティション-未来に活きる住宅を問う」の審査結果を発表した。最優秀賞は「ともに学ぶくらし すまいの会(小野誠一代表)」が提案した「湯気笑町(ゆげわらまち)-災害の傷跡を癒す温泉街」=写真=に決めた。湯河原町長賞1作品、優秀賞3作品とともに、2017年1月27日に開く40周年記念式典で表彰する。
審査は大月敏雄東大大学院工学研究科教授を委員長、庄司博之神奈川県県土整備局建築住宅部長、冨田幸宏湯河原町長、吉田貞夫神奈川県建築安全協会理事長、小林会長を委員とする審査委員会が担当した。応募65件から5作品を抽出した上で、11月24日に第2次審査として公開ヒアリングを実施した。
審査風景 |
湯河原町長賞は加藤哲也建築設計事務所(加藤哲也代表)、優秀賞は小渡建築設計室(小渡佳代子代表)、三輪・春口+マジックバスビルディングワークショップ一級建築士事務所(三輪数比古代表)、エス・デー・ジー建築設計事務所(相原俊弘代表)の作品を選んだ。最優秀賞には賞金50万円と副賞(宿泊券7万円分)、湯河原町長賞は賞金5万円と副賞(同5万円分)、優秀賞は賞金(総額5万円)と副賞(同3万円分)を贈呈する。
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