東洋初の地下鉄として東京の街をつないできた歴史と伝統に最先端の技術を融合させて全線のリニューアル計画が進む東京メトロ銀座線。その終点であり東京の西の玄関口として多くの乗降客でにぎわう渋谷駅は昭和13(1938)年12月の開業以来、大きな改修は行っておらず、安全・サービス面で大きな課題を抱えている。こうした状況を改善するため、渋谷駅周辺を抜本的に再開発する渋谷駅街区基盤整備に合わせて同駅のリニューアル工事が進んでいる。
駅は現在の東急百貨店3階にある位置から表参道駅方向へ約130m移動し、東口広場や明治通り上部に新設する。営業中の銀座線の列車運行を確保しながら、レールを受け替える工事桁や新たな橋脚を築造する難易度の高い工事。加えて明治通りやJR線とも接する限られた空間での施工のため、作業構台を明治通り上部に設置し作業スペースを確保している。完成時にはホーム幅は従来の1.7倍に広がり安全性が向上。現在7基ある橋脚も3基となり、駅前広場空間の拡充や道路交通の円滑化にもつながる。
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駅は現在の東急百貨店3階にある位置から表参道駅方向へ約130m移動し、東口広場や明治通り上部に新設する。営業中の銀座線の列車運行を確保しながら、レールを受け替える工事桁や新たな橋脚を築造する難易度の高い工事。加えて明治通りやJR線とも接する限られた空間での施工のため、作業構台を明治通り上部に設置し作業スペースを確保している。完成時にはホーム幅は従来の1.7倍に広がり安全性が向上。現在7基ある橋脚も3基となり、駅前広場空間の拡充や道路交通の円滑化にもつながる。
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