2015/11/24

【新空港線「蒲蒲線」】実現へ機運醸成1 経済効果を関西大教授が解説

東京都大田区民による新空港線「蒲蒲線」整備促進区民協議会(会長・樋口幸雄大田区自治会連合会会長)が18日、同区の区民ホール・アプリコで開かれた。国会議員や都議会議員、沿線関係区の首長や議長、市民ら関係者約300人が結集し、新空港線整備の早期実現を求めた。今年度で8回目。今回は、初めて「大田区はもちろん東京圏全体からも必要となる新空港線を一日も早く実現させるため、大田区が進める新空港線整備事業を同協議会としても支援する」ことを決議した。

 冒頭、あいさつした樋口会長は「JR・東急蒲田駅と京急蒲田駅の約800m区間をつなぐ新空港線が整備されると、区民の日常生活や羽田空港の利用者にとって非常に便利になる。整備の早期実現に向けてさらなる理解をご協力をお願いする」とし、同協会としても全力で取り組む考えを示した=写真。
 また、顧問を代表してあいさつした大田区の松原忠義区長は、東京圏西部地域への利便性向上、東京五輪を控え訪日外国人が増える中で空港アクセスの改善などを挙げながら、「新空港線整備は首都圏にわたる広範囲に影響があり利便性のある大変重要な役割を果たす路線。大田区全体の活性化にもつながる」と述べた。その上で、「国の18号答申で15年度までに整備着手することが適当であると位置付けられている。今年度末には、15年に一度の新たな答申が出される中、大変重要な時期」との認識を示し、関係者と協力しながら実現に向け積極的に取り組む姿勢を示した。
 来賓として出席した、衆院議員の石原宏高氏、松原仁氏、豊島区の高野之夫区長らがあいさつし、新空港線の重要性とともに早期実現に向けて積極的に協力していく考えを示した。このほか、「新空港線整備の経済波及効果」をテーマに、関西大の宮本勝浩名誉教授が講演したほか、新空港線「蒲蒲線」標語・絵画コンクールの表彰式も行うなど整備機運を盛り上げた。

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