工事現場の写真を見ながら親子で会話を--。東北技術支援協議会(森井希一会長)は、宮城県川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園無料休憩所で「工事のお話し写真展」を開催している。発注者支援業務などに携わる同協議会会員企業の技術者が撮影した工事現場の写真33点が展示されており、夏休み中とあって連日、多くの親子連れが見学に訪れている。会期は7日午後5時まで。
写真展は、担い手確保・育成の一環として、子どもたちに建設現場で働く技術者や大型機械などに興味を持ってもらおうと約2年前から準備を進めてきた。約300点もの写真の中から、斜面の保護工に取り組む作業員やトンネル貫通の瞬間など、選りすぐりの“作品”33点をパネル展示。
また、パネルの近くには写真の説明文も掲示しており、保護者にこれを読んでもらうことで親子の会話が弾むことを期待している。
森井会長は「幼いころに見たものは脳裏に焼き付きやすい。土木技術者の確保に向けて継続的に写真展を開いていきたい」と話している。
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