2016/09/01

【富山士会】家具転倒防止隊、出動! 2000円+固定金物実費で家庭の防災対策


 富山県建築士会富山支部は、地震発生などの際、家具転倒を防止する支援活動を展開している。市内の高齢者世帯を回り、食器棚などを金物で固定するといった作業をしている。

 地震災害で家具転倒による事故が多いことを踏まえ、2015年度から支部の公益事業の一環(防災対策)として実施している。ことしは8月30日、活動を志願した会員13人で編成したチーム、「かぐてんぼう隊とやま」が富山市の総曲輪地区センターに集まり、出発式を行ったあと、近隣の希望世帯を訪問した。
 町内会などを通じて高齢者世帯の希望を募り、居間や寝室の家具を固定。1軒当たり2000円の諸費用と固定金物の実費は各世帯が負担する。ことしは同日と9月11日の2日間、総曲輪地区の4世帯で行う。同支部では「まだ希望者が少ないが、ニーズはあるはず。てんぼう隊の知名度を上げていく必要がある」としている。
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