2015/03/05

【伊勢丹新宿】丹下憲孝氏の「感性刺激する」リモデル リビング、ベビー子供服フロアオープン

伊勢丹新宿本店のリビングフロア、ベビー子供服フロアが4日、リモデルオープンした=写真。デザインを担当した丹下都市建築設計の丹下憲孝代表はオープンに先だって開かれた会見で、「世界最高のファッションミュージアムを目指した。ただ商品を売るのではなく、来場者の感性を刺激して何度も来たくなる空間となってほしい」と語った。また三越伊勢丹の大西洋社長は、「環境空間は整った。これからどれだけ早くお客さまのニーズに応えていけるかがわれわれの使命だ」とした。

リビングフロア

リビングフロア
白を基調としたリビングフロアでは「ハイカルチャー」をコンセプトにデザイン性の高い空間を構築。「いろいろなものを見て、それを使ってどんな暮らしをしていきたいのか、自分自身の発想を引き出す場」(丹下氏)となることを重視した。
 積み木をモチーフにしたシャンデリアが目を引くベビー子供服フロアでは、大人でも楽しめることを目標に据えた。「感性そのものを子どもに教えることはできないが、ワクワクする体験で感性を刺激することはできる」(同)とし、「将来を担う世代に子どものころから感性を磨いてもらいたい」と狙いを述べた。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿