2015/03/11

【中国地整】応急組立橋の主構部組み立て作業を披露! 解体は12-20日の予定

中国地方整備局中国技術事務所は6日、広島市安芸区の同事務所構内で応急組立橋の組立・解体訓練見学会を開き、主構(4m)部の組み立て作業を披露した=写真。

 組立・解体訓練は長さ40mの橋梁が被災した場合を想定し、先月27日から取付桁部・主構(8m)部の組み立てを開始していた。見学会当日には、主構部の組み立てを実施し、その後、9日に高力ボルト締め付け、組み立てを完成させた。11日まで完成した応急組立橋を展示する。解体は12-20日を予定している。
 応急組立橋は橋梁の破損や河川・道路の決壊など災害時の交通路確保に使用する。主間長は主構8mと4mの組み合わせにより、現地に応じて長さ16-40mの7タイプの架設が可能となっている。今回の訓練では同事務所が所有する応急組立橋長さ24mの組立・解体を実施している。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【現場最前線】国内3例目の台形CSGダム、急速施工は効率が肝 厚幌ダム本体工事  北海道厚真町を流れる厚真川の上流で、安藤ハザマ・岩田地崎建設・田中組JVが国内3例目となる台形CSGダムの建設に挑んでいる。この「厚幌ダム建設事業 ダム本体工事」では、大量・高速施工が可能なCSG工法により、約50万m3の堤体をわずか9カ月で打設する。現場を指揮する上村雅彦統括所長は「通常のコンクリートダムに比べて施工スピードが1.5倍から2倍あり、それだけに短期間に大量の資機材と人員を集め、それらを工程が効率良く進むようにコントロール… Read More
  • 【ダム工学会】ダムマイスターが!河川管理課が!施工者が語るダムの魅力! with Dam Night in広島  ダム工学会主催のシンポジウム「with Dam Night in Hiroshima 2015」が6日、広島市中区の広島工業大学広島校舎で開かれた=写真。中四国のダムにスポットを当て、トークや写真などでその魅力を伝えた。  開会あいさつをした浜口達男会長は「このイベントは、東京、大阪を中心に開催してきたが、学会が25周年の節目を迎え全国展開する運びとなった。きょうはダムの魅力に触れていただき、その魅力にはまっていただきたい」と述べた。 … Read More
  • 【クロヨン】“志の連鎖”を遺した「関電トンネル建設現場」 大田弘氏(熊谷組)が語る  「クロヨンが遺(のこ)したのは“志の連鎖”」。熊谷組の大田弘相談役は、全国民生委員児童委員連合会などが10月に富山市で開いた全国大会に講師として招かれ、黒部ダムの関電トンネル建設現場をテーマに講演した。壇上でスポットライトを浴びた大田氏は、身ぶり手ぶりとジョークを交えながら現場のドラマチックな人間模様を解説し、聴衆を沸かせた。  大田氏は、同トンネルの施工現場を舞台とした映画『黒部の太陽』に触れ、「多くの人がこの映画の影響を受けた。富山… Read More
  • 【土木の日・関西】鈴木心遥さん(浜寺東小)画のポスター完成! イベントもたくさんあるよ  土木学会関西支部や近畿地方整備局などで構成する土木の日関連行事関西地区連絡会は、11月18日の「土木の日」の広報用ポスターを作成した。ことしは「災害につよい国土~土木が守る未来~」をテーマに、小学生から成人まで合計215点の応募の中から、堺市立浜寺東小学校3年生の鈴木心遥さんの作品を採用した。子供部門67点、一般部門148点の応募があり、優秀賞3点などを選定した。  ポスターでは関連行事として、土木学会関西支部主催のFCCフォーラム「… Read More
  • 【河内川ダム】堤高77.5m堤頂長202.3mの重力式コンクリートダム、定礎! 19年度の完成目指す  福井県が建設を進めている河内川ダムの定礎式が2日、若狭町熊川の現地で開かれた。西川一誠福井県知事を始め、地元関係者や施工関係者など約170人が出席した。施工は西松建設・竹中土木・キハラコーポレーション・長崎組JVが担当している。  定礎式は県と、地元自治体などで構成する北川総合開発対策協議会が主催した。木遣の音頭とともに重さ112㎏の礎石が運び込まれ、礎石が所定の位置に設置されるとまず西川知事らが鎮定の儀、次に国土交通省水管理・国土保全… Read More

0 コメント :

コメントを投稿