2015/03/20

【大槌第1トンネル】実貫通で大槌高校生にお守り『貫通意志』配る 前田建設

2月25日に実貫通を迎えた東北地方整備局発注の国道45号大槌地区トンネル工事を施工している前田建設工業は、貫通石が入ったお守りを作成し、現場で実貫通に立ち会った大槌高校の生徒らに配布した。

 同工事では、延長256mの大槌第1トンネルと、同2043mの同第2トンネルの2本を築造する。このうち、今回実貫通を迎えたのは2014年7月に掘削工事に着手した第1トンネルだ。第2に比べて地山が軟弱なことから通常より早く固まるコンクリートを採用したほか、周辺に民家が多いため発破の振動を抑える特殊火薬を使用するなど、現地や周囲の状況に応じた工夫や最適工法を駆使して工事を進めてきた。
 実貫通当日には、大槌高校の生徒と教職員、地域住民ら約200人が前田建設工業の招きで現場を訪問。来訪者が見守る中、無事に貫通して暗いトンネル内に一筋の光が差し込み、坑内にいた全員が感動の瞬間を分かち合った。

生徒らに配布した貫通石が入ったお守り
その後、同社大槌トンネル作業所(萬正己所長)は、貫通の記念に、貫通石を入れたお守り『貫通意志』を作成。貫通石のいわれを添えて、実貫通の感動を共有した大槌高校の生徒全員に贈った。

萬正己所長が大槌高校で『貫通意思』を寄贈
18日に、同校を訪れ、小田島正明校長にお守りを手渡した萬所長は、「これまでトンネル工事に約30年従事し、何回も貫通を経験したが、多くの方々に見守られながらの実貫通は初めてだった。わたしを始め、作業員も皆、本当に感動した。貫通石には、苦難を乗り越えて意志を貫くという思いが込められているので、このお守りを大切にしてほしい」と話した。
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