2015/03/28

【大建協】広報誌がスタイル一新! マンガ形式で若者に魅力アピール

大阪建設業協会(大建協・蔦田守弘会長)は、広報誌『O-WAVE 2015』を発刊した。昨年までのスタイルを一変、若者の入職促進にテーマを絞りマンガ形式になっているのが特徴だ。
 タイトルは『人と人を繋ぐ橋』。本州と離島をつなぐ巨大橋梁の建設現場に赴任した新米の現場監督が、現場で働く青年職人との出会いを通じ、インフラの役割や建設業の社会的使命に改めて気づかされていくというストーリー。

 大建協の広報委員会が原案を作成、プロの漫画家である幸田廣信氏が作画を担当した。巻末には現場監督と職人の関係や、現場監督の一日についての解説も盛り込まれている。
 同誌は大建協の広報委員会が中心になり毎年作成している。昨年、一昨年と『進路応援特集号』と題し若手社員のインタビュー記事などを掲載。学生や一般市民向けに建設業の魅力をアピールする内容だったが、今回は中・高生や大学生など、学生向けに建設業の魅力をアピールするため「協会広報誌としては初めて」(協会事務局)マンガ形式になったという。
 同誌は、12日に大建協が主催した大学生向けの合同企業説明会で参加者に配布された。このほかにも従来どおり近畿圏の中・高校、大学などに広く配布する予定だ。
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