神奈川建設重機協同組合(内田靖夫理事長)など2団体は6日、横浜市磯子区の神奈川県立磯子工業高校(棟方克夫校長)で、「2014年度第3回出前授業」を開いた。3台のクレーンを使用し、就職活動を控えた2年生約35人に重機オペレーターが操作方法を直接指導した=写真。実機を使用した出前授業は関東圏初の試みで、同日は建設関係の業界団体や企業などから約10者が見学に訪れていた。
同事業は、厚生労働省の建設労働者確保育成助成事業を活用し、14年度から開始した。今回は県立向の岡工業高校、県立小田原城北工業高校に続く3校目の開催。実機操作や現場で働く作業員などとのコミュニケーションを通し、生徒の進路選択に役立っている。また、参加会社や学校に直接パイプが築かれることで、若手技術者の確保・育成に効果が出始めた。工業高校から同業界へ、15年度入社の内定者が決まるなど着実な取り組みが実を結び始めている。
同日は、冒頭に同協会の戸田和吾事務局長が、技術者が不足している建設業の状況などを説明した上で、東京五輪やリニア中央新幹線などの大型事業について「必ずクレーン車が必要でこの業界を皆さんに知ってもらいたい」と仕事のやりがいを強調した。
続いて、「クレーンの性能と役割」「クレーンオペレーターの1日」の講義を実施。その後、グラウンドに出て、実技実習に移った。生徒たちはグループに分かれ、クレーン操作のほか、玉掛け合図を交代で実施するなど、現場さながらの動きを通し、作業への理解を深めた。
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同事業は、厚生労働省の建設労働者確保育成助成事業を活用し、14年度から開始した。今回は県立向の岡工業高校、県立小田原城北工業高校に続く3校目の開催。実機操作や現場で働く作業員などとのコミュニケーションを通し、生徒の進路選択に役立っている。また、参加会社や学校に直接パイプが築かれることで、若手技術者の確保・育成に効果が出始めた。工業高校から同業界へ、15年度入社の内定者が決まるなど着実な取り組みが実を結び始めている。
同日は、冒頭に同協会の戸田和吾事務局長が、技術者が不足している建設業の状況などを説明した上で、東京五輪やリニア中央新幹線などの大型事業について「必ずクレーン車が必要でこの業界を皆さんに知ってもらいたい」と仕事のやりがいを強調した。
続いて、「クレーンの性能と役割」「クレーンオペレーターの1日」の講義を実施。その後、グラウンドに出て、実技実習に移った。生徒たちはグループに分かれ、クレーン操作のほか、玉掛け合図を交代で実施するなど、現場さながらの動きを通し、作業への理解を深めた。
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