日本建築家協会東北支部(JIA東北、辺見美津男支部長)による第8回JIA東北住宅大賞の大賞作品に、佐々木文彦氏(ササキ設計)の『名取の家-築130年の宮城県北の茅葺古民家と庄内の土蔵を合わせて移築再生』が選ばれた。このほか、優秀賞と奨励賞各4作品を選定した。
今回は22作品の応募があり、古谷誠章早大教授(委員長)と五十嵐太郎東北大大学院教授らが審査を担当。昨年10月25日に秋田市のにぎわい交流館AUで開かれた公開審査で9作品を選定し、3月9日から11日にかけて現地審査を行った。
大賞の『名取の家』は、東日本大震災で被災した住宅の建て替えに当たり、古民家の移築再生を希望していた施主が山形県鶴岡市にあった土蔵に加え、宮城県大和町で被災し、解体が決まっていた築130年の古民家を移築再生したもの。母屋となる古民家と土蔵を中庭で挟んで玄関ホールでつなぎ、母屋側にドッグランを含む生活空間、土蔵側にゲストスペースを配置。一体感を持ちながらもそれぞれが持つ魅力を施主の要望を最大限満たしつつ、期待を越える癒しの空間を実現した。
入賞作品と設計者は、次のとおり(敬称略)。
〈優秀賞〉
▽コアハウス牡鹿半島のための地域再生最小限住宅板倉の家=玉井洋一、アトリエワン(アーキエイド半島支援勉強会コアハウスワーキンググループ)
▽雪谷の家=蟻塚学(蟻塚学建築設計事務所)▽CAVE=安齋好太郎(Lifestyle工房)
▽家カフェBio・遊佐の家=渋谷達郎(アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所)。
〈奨励賞〉
▽牛飼いの家=三瓶一壽(三春設計舎)▽方木田の家=菊地進(菊地設計)
▽光の家・Silent water=松浦良博(松浦一級建築設計事務所)
▽水平線に沈む屋根=手島浩之、千葉託巳(都市建築設計集団/UAPP)。
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今回は22作品の応募があり、古谷誠章早大教授(委員長)と五十嵐太郎東北大大学院教授らが審査を担当。昨年10月25日に秋田市のにぎわい交流館AUで開かれた公開審査で9作品を選定し、3月9日から11日にかけて現地審査を行った。
大賞の『名取の家』は、東日本大震災で被災した住宅の建て替えに当たり、古民家の移築再生を希望していた施主が山形県鶴岡市にあった土蔵に加え、宮城県大和町で被災し、解体が決まっていた築130年の古民家を移築再生したもの。母屋となる古民家と土蔵を中庭で挟んで玄関ホールでつなぎ、母屋側にドッグランを含む生活空間、土蔵側にゲストスペースを配置。一体感を持ちながらもそれぞれが持つ魅力を施主の要望を最大限満たしつつ、期待を越える癒しの空間を実現した。
入賞作品と設計者は、次のとおり(敬称略)。
〈優秀賞〉
▽コアハウス牡鹿半島のための地域再生最小限住宅板倉の家=玉井洋一、アトリエワン(アーキエイド半島支援勉強会コアハウスワーキンググループ)
▽雪谷の家=蟻塚学(蟻塚学建築設計事務所)▽CAVE=安齋好太郎(Lifestyle工房)
▽家カフェBio・遊佐の家=渋谷達郎(アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所)。
〈奨励賞〉
▽牛飼いの家=三瓶一壽(三春設計舎)▽方木田の家=菊地進(菊地設計)
▽光の家・Silent water=松浦良博(松浦一級建築設計事務所)
▽水平線に沈む屋根=手島浩之、千葉託巳(都市建築設計集団/UAPP)。
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