2015/03/06

【鉄筋ガイダンス】プロの手際に驚嘆! 君塚鉄筋が市川工高で実技披露

千葉県立市川工業高校(市川市)の定時制建築科は3日、君塚鉄筋(千葉市若葉区)の君塚太副社長らを講師に招き2014年度の鉄筋工事業ガイダンスを校内で実施した=写真。同科の2年生15人は、同工事業について学んだほか、1級鉄筋技能士らによる実技を見学し、プロの手際の良さに驚いた。

 ガイダンスでは冒頭、君塚副社長が鉄筋工事業について説明。さらに「君塚鉄筋は30歳までは年収がサラリーマンの平均より高くなるようにしている。能力があれば稼げる仕事なので、真剣に授業を受けてほしい」と述べた。
 その後、基幹技能者の資格を持つ君塚副社長、1級技能士の中山浩一千葉県鉄筋業協同組合事務局長(ダイニッセイ)、2級技能士の古川佳奈さん(君塚鉄筋)ら4人が、2級鉄筋組立技能士試験の実技課題の組み立てを披露した。
 最後に生徒の梅津美玖さんが「実際に見て正確で早くてびっくりした。また機会があればお願いしたい」と感想を述べた。
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